新しいコミュニティの形
本日は「新しいコミュニティの形」というテーマでお話ししようと思います。
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先日、僕のことを日頃応援してくださっている方にお誘いいただきまして
「焚火会」という奇妙な会に参加させていただきました。
で、この焚火会っていうのは何をやるかと言うと、
何もしません。
何もやらない会なんですよ。笑
ただただ、焚き火を眺めながら、お酒を飲む人はお酒を飲んだり、なんかちょっとしたものをつまんだり、あとは焼き芋とかを作って食べたり…
あとはコーヒーを飲んだりね
本当にルールがない、自由な形で各々が楽しむっていう
本当にそれだけの会なんですよ。
焚き火を囲んで特にトークテーマもなく話す感じですね。
で、その日は7人ぐらい集まって
途中参加・途中解散ありなんですよ。
入退室の時間が自由っていうのもあって、
本当に何にも決まりがない。
ただ火を見ながら喋るという、ただ本当にそれだけの会でした。
で、夜の7時過ぎぐらいに参加して、
結局家に帰ってきたのは深夜1時過ぎてたので、
単純計算すると6時間ぐらいはそこにいたことになるんですけど。
6時間、何のテーマもなくただ喋る…
初めましての人ももちろんいるんですけど、
そんな中で自己紹介から始まり→今こういうことやってるんですとか、こういう時にどう思いますか?とか
本当に話題が尽きないと言うか、
初めましてでお互いのこともよく知らないはずなのに、なんでこんなに居心地がいいんだろうなっていうぐらい、とても充実したゆっくりした時間が流れました。
何か、ここ最近は何か答えを出さなきゃいけないような会話やミーティングは結構あったんですけど
こんな風にたわいもない会話というか、特に成果を出さなくていい・生産性のない(って言うとちょっと語弊があるかもしれないんですけど)
なんかそういう”なんでもない話”をただただするっていうのがなかったので、とても楽しかったですね。
丁度良いガス抜きになったと言うか、本当にいい感じでした。
初めましての人同士がそんなに話せるの?ってぐらい話したんですよね。
でも、そもそもその焚き火をただ見る会だよっていう風な誘われ方をして、それで集まってくる時点で共通して言えることは
「みんな、なんか変な人」なのかなっていうぐらいですかね。笑
もともと、みんな変な人同士だから、類は友を呼ぶじゃないですけど、そういった意味では安心感というか、共通しているところがあったのかもしれないですね。
本当に皆さんそれぞれ、いろんなことをやっている方が多くて
ただ話を聞いているだけだったんですけど勉強になることもたくさんありました。
逆に自分が経験してきた話を真剣に聞いてくださって、そこから学びがあるって言ってくれる方もいらっしゃったので
自分の中でも自信をもらう場面もありました。
最近ね、ちょっと弱気になっていたと言うか、自信がなくなりかけてた時期だったので、そういう風にも全く初めましての人に 評価をいただけるっていうのはすごい励みになりましたね。
また明日からも頑張ろうって思いました。
なんかね、居酒屋とかそういうところとはまた雰囲気が違くて、
多分これは焚き火っていうものしか見るものがない・やることがないからこそ生まれた空間だったんじゃないかなと思いましたね。
なんか、大人数で集まったらこういう感じの空気感は多分作れないと思うんですよね。
少人数だからこそ出来る事と言うか、一人一人と向き合って話をする時間がとても長いように感じました。
なので、大人数の所(宴会場など)に行ってとりあえず広く浅く知ってもらうっていうのももちろん大事なんですけど
狭く深く、時間をかけて自分の事をゆっくり知ってもらう機会にはなったのかなと思いました。
なのでこれからこういうコミュニティをどんどんいろんな形で出てくるんではないかなとおもいましたね。
僕自身も、焚き火会っていう小さなコミュニティではなですけど、歴史ツアーをやるっていうことを今考えていて、行動に移してまして。
歴史ツアーも、人数は今回5人の募集とさせてもらってるってのもあるんですけど
やっぱり少ない人数でご親睦を深める方が、もしかしたらこれから先の時代において必要になることが多々あるんじゃないかなと思っています。
広く浅くも大事なんですけど、狭く深くっていうのを繰り返していく方が、なんやかんや言って自分を知ってもらうという・理解してもらう・相手を理解するっていう事においては一番の近道と言うか、
結局それが一番硬いんじゃないかなあなんて思いました。
また、焚き火会があったら参加したいですね。
本当に有意義な時間でした。
ということで本日は新しいコミュニティの形というテーマでお話ししました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
佐野翔平でした。
・Twitter【火縄銃男子】しょうへい (@shohei_sano_)
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