火縄銃男子「佐野翔平」の徒然日記

音声配信「現代に生きる武士の徒然配信」を紹介しています。

ダンボール甲冑教室にかける想い

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ダンボール甲冑教室にかける想い

 

おはようございます。

現代の武士こと、佐野翔平です。

火縄銃射撃競技選手だったり、伝統工芸品の販売をしたり、コミュニティ型ファンクラブ「佐野翔平の挑戦」の運営をしたりしています 。

この放送は、コミュニティ型ファンクラブ「佐野翔平の挑戦」の提供でお送りします。

 

さて本日のテーマは「ダンボール甲冑教室にかける思い」というテーマでお話をしたいと思います。

 

僕がですね年に何回かやっている段ボール甲冑教室っていう子供向けの教室があるんですけど、何をやってるかと言うと、

ダンボールですね。ダンボールを使ったキットで鎧を作るっていう、そういう遊びみたいな感じなんですけども、

本当にね、簡単にできるキットがあるんですよ。

簡単に出来るって言っても、本当に簡易的な、鎧というか、甲冑で。

あとカブトもあるんですけど。

キットになってて、ダンボールに切り込み線が入ってるので、刃物を使わなくても手で簡単に切り抜けるんですよね。

それを説明書を見ながらを組み立てていくと、実際に着れるダンボールの鎧が出来上がるっていう、そういうキットがありまして。

対象年齢は小学校低学年~4、5年生ぐらい。ちょっとね体格が大きい子ときついかもしれんですけど、一応、低学年から真ん中ぐらいまではなんとか、という感じなんですね、対象としては。

まあ、もちろん大人用のサイズのやつもあるので親子で楽しめるっていうものではあるんですけど、何しろそのダンボール甲冑キットっていうのを使って段ボール甲冑教室ってのをたまに開催してます。

開催してますっていうか、自治体っていうのかな、団体さんとかに声かけていただいて呼んでいただいたりとかもしていますね、はい。

 

 

 

で、それを始めたわけなんですけど、僕自身が火縄銃っていうものに興味を持った一番最初のきっかけが、

先日の放送(※1)でもお話ししたんですけど、中学2年生の時に初めて火縄銃の演舞を見たっていうのがきっかけで、こういう日本の伝統とか文化とか精神とか総合して日本のそういうものに対して興味持って好きになって広めていきたい、残していきたいなっていう風に思った人間なので、

何がきっかけになるかわからないと思うんですよね。

なので、子供たちにも、そういうようなきっかけになったらいいなと思ってやってます。

 

※1 火縄銃男子になったきっかけの話は↓

sanoshohei.hateblo.jp

sanoshohei.hateblo.jp

 

 

 

ダンボール甲冑教室って一口に言っちゃうと、調べればいろんなとこでやってると思うんですよ、実際の話。

ただ、その中で僕らしく甲冑教室をやりたいとなった時に、何ができるんだろうなって思ったら、

やっぱり普段着ているの鉄製の鎧とか、また火縄銃とか、そういった”本物”を見る・触れる。

場合によっては鎧だったら着る。鉄砲だったら構えてみる、とか。

そういう本物に触れる体験・経験っていうのも、僕だったら子供たちに味あわせてあげることができる。

まあちょっと味合わせてあげるなんておこがましいんですけど、そういう経験をプレゼントすることができるので、

積極的に本物に触れる機会を作っていきたいなと思ってます。

 

もしかしたらね、僕みたいにそれがきっかけで鉄砲がやりたいって人も出てくるかもしれないし、職人の道に進みたいっていう風に思う子も出てくるかもしれないので、

そうなったら僕としては後世に残すための仕組みを作っていくっていうことは人生最大の目標としてやってるので、

後継者が出てくる可能性があるのであればこの活動は続ける意義があるのかなと思っています。

 

本当にね、刀鍛冶の方とも交流あるんですけども、その人に「何で刀鍛冶やろうと思ったの」っていう話をした時に

時代劇を見て、その武士侍が刀で戦っているシーンを見た時に刀鍛冶になりたいって思ったって言うんですね。

大体の人は、それを見て「お侍さんになりたいな」とかって思うと思うんですよ。

まあ一般的にって言葉はあまり使いたくないんで、使わないんですけども、大体、自分も多分そうだと思うですけども、

そのシーンを子供の頃に見てたら「お侍さんになりたいな」「かっこいいな」みたいな、そういう印象を受けると思うんですね。

でも何故かそこから「刀かっこいいな」「刀鍛冶になりたいな」ってなる人もいて、実際に刀鍛冶になってるんですよね。

なので、やっぱり、どこにどういう機会が転がってるかわからないし、同じものを見せていても同じものを体験していても、どういう風に感じてどういう風に受け取るかというのは本当に子供たちによって様々だと思ってます。

なのでひと口にダンボール甲冑教室っていう同じことをね、毎回いろんなところでいろんな子供達を相手にやったとしても、

本当に人それぞれ違うと思うですよ、その時の境遇とか好きなものとか流行りすたりとかもあると思うんですけど、

何かしらその子にその影響を与えることには間違いないと思ってて。

やっぱり、それがきっかけで日本の伝統の方に目を向けてくれたらいいなっていう淡い期待を抱いています。

 

そうなってくると、その子供たちが大人になった時にですね、じゃあ就職どうしようかな、いよいよ職人になろうかな、興味持って好きでずっと勉強してきたけど、いよいよ就職するときに、じゃあその職人なる道を選ぶのか、サラリーマンになる道を選ぶのかっていう二択になったとします、仮に。

その時にですね、「お金が安定しないから職人を選ぶのを止めてサラリーマンになろう」とかっていう状況にだけはなってて欲しくなっていうのが僕の想いなんですよね。

やっぱり好きなことをやる…好きな方をシンプルにご選択させたいんですね。

僕もやっぱり、そういう風にしてサラリーマンになる道を選んだので、やっぱりやりたいことができない、そう言った理由で職人が選ばれない、技術がなくなっていくっていうのはやっぱり悲しいなと思うので、

僕がやることといえばそういうダンボール甲冑教室を通して、未来の職人になる可能性がある子供達にきっかけを作り続けると同時に、

その子達が大人になった時に職人になりたいと思った時になれるように。職人になっても安心してやっていけるように、職人さんたちがちゃんと稼げるような環境を整えたりとか、

また別のコンテンツを作ったりとか、その子達が大人になるまでの十何年かの間に色々やらなきゃいけないことはあるんだろうなと思いながら、ダンボール甲冑教室もやってます。

 

ダンボール甲冑教室は市から(行政から)の依頼じゃなきゃダメだっていうこともなくて、

全然小学校の先生からもしご依頼いただければ行きますし、学童も行きますし、保育園も行きますし、

もうなんなら子供会とか、お父さんお母さんが企画して子供さんを10名とか集めていただけるのであれば全然行きますし。

拠点は静岡なんですけれども、交通費とかね、場合によっては宿泊費も、となっちゃうかもしれないんですけど、呼んでいただけるのであれば本当にどこでも行きますので、お気軽に。

 

キット代もそんなにめちゃくちゃ高いってわけではないので、是非やってみていただきたいなと思います。

ゆくゆくは、うまいこと仕組みを機能させて行って、ダンボール甲冑教室自体もを無料でプレゼントできるような仕組みにもしていけたらいいなとは思ってはいるんですけど、

それは今の時点では具体的にいい考えが浮かんでないので、それもおいおい練っていこうかなと思います。

 

 

 

 

 

今日はダンボール甲冑教室にかける思いということでお話しさせていただきました。

それでは素敵な1日をお過ごし下さい。

佐野翔平でした。 

 

 

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