火縄銃男子「佐野翔平」の徒然日記

音声配信「現代に生きる武士の徒然配信」を紹介しています。

心揺さぶるもの

本日は心揺さぶるものというテーマでお話します。

 

この記事は以下の音声配信の文字起こしですstand.fm

 

昨日は、スマホの画面がすごいバキバキに割れてしまっていたので修理に行ってきました。

そろそろスマホ自体を買い換えようかと思っていたんですけど

画面割れしていると下取りにとってもらえず、結局そこで修理費がかかってしまうというプランに入っていたので

普段は出かけないようなちょっと大きめのデパート(ららぽーと)に初めて行ってきたんですけど

どうせ行くなら久しぶりに映画でも見てみようかなと思って、映画を見てました。

で、その映画っていうのが「泣く子はいねぇが」という映画です。

 

 

nakukohainega.com

 


映画『泣く子はいねぇが』本予告 | 11/20[金]公開


 

秋田県のナマハゲという無形文化財の行事があるんですけど、それをやっている若者が主人公の映画なんですよね。

で、その映画には僕が好きな女優さんが出ていると言うのと、文化財を広めたいということもあって、その映画の制作費のクラウドファンディングに支援させてもらってて、

「公開が終わってしまう前に見に行かなきゃな」と思っていたので、その映画を見に行きました。

 

一番最初はクラウドファンディングに支援したのでパンフレットを買ったり、エンドロールに自分の名前が載っているかどうかだけでも確認しよという感じでしかなかったんですよね。

もちろん、作品自体はいいものだっていうのは、いろんな口コミとかで知っていたので、

そこに関しては見れば普通に感動するんだろうなっていう感覚でしかなくて。

で、映画のあらすじを言っちゃうと…

 

(※ここから少しネタバレを含みます)

 

主人公が子供ができるんですよね。

子供が生まれて、出生届を出すところから始まるんですけど、

主人公の奥さんが、「子供が生まれたばかりの一番最初の年越しで不安だから早く帰ってきてほしい」と。

で、主人公はなまはげを毎年やっている方だったんですよね。

父親がお面を作ったりするような人だったり、普段良くしてくれてる人が市の関係の人で「今年も頼むな」みたいな感じで。

で、なまはげを伝統行事として存続するにあたって保険者が不足している、そういう状況だったんですよね。

でもその主人公の子は毎年それに参加しているような人だったんですけど、

子供が生まれたから早く帰ってきてねって奥さんに言われていて、早く帰ってくるよって言っていたんだけど、

結局付き合いやそういうところで流されてしまって、お酒を飲んでしまって結局帰ることもなかった。

で、それがきっかけで事件を起こしてしまう。

結局その奥さんとは離婚するっていう形になってしまって、本当にその場所にいられることもできないぐらいの大きな事件起こしてしまったので、東京に逃げてくるわけですよね。

で、そこで2年ぐらい過ごすんですけど、やっぱりその地元だったりとか奥さんの事が忘れられずにまた戻ってくるんですよね。地元に。

まあそんな中で、奥さんとのその後の関係、付き合い方だったり、地元の人たちとの付き合い方とかそういったものを描いていくようなストーリーになってるんですけど

 

何かね、僕からしてみたら「何でそんな選択をしちゃうんだろうな」とか

所々すごいもやもやするところあるんですけど、

でも「あーでも、そうなっちゃうよね」って思うところもあって、なんか寄り添ってあげたくなってしまうような、そういう主人公の描き方をしていて。

 

でも最後まで見た時の率直な感想を言ったら…

なんかね、モヤモヤしたんです。僕的には。

モヤモヤすると言うか、なんか気持ち悪いと言うか、すっきりしないと言うか。

なんか、すごく変な感情になりました。

今までには感じたことがない。

映画とか見ても、すっきりしたとか楽しかったとかなんか感動したとか色々あると思うんですけど、

なんか今までに感じたことのないような変な感情になりましたね。

 

ただ、見る人の立場によって色々と捉え方っていうのは違うと思うんですよね。

本当に、心を揺さぶる作品ですよね。なんかよくわかんないけど。

最終的には、考えてしまうと言うか、ぐるぐるすると言うか、そういう感情になりました。

でももちろん、その当初の目的でもあるエンドロールを見たり、パンフレットに自分の名前が載っててよかったんですけど

それ以上に何か考えさせられたし、やっぱり演じている俳優さんや関係しているいろんな人(照明、音声、カメラマン、監督)とか、

いろんな人が全員本気で取り組んでいるからこそこういう作品が生まれて、(どの映画もそうだと思うんですけども)

その上で、お客さんに届けることができて初めて、そういう感情にすることができると言うか。

 

やっぱり作るだけでは完成ではなくて、しっかり人に届けることまでをしないといけないんだな

 

っていうのは改めて思いました。

なので、僕自身も工芸品とかを人に売る立場でもあるしYouTubeで発信したり、いろいろと発信する・クリエイトするっていうことはしているんですけど

結局はそれって人に届かなければどこまで行っても自己満足の延長だし、人に届いてそこで何かを思ってもらう、感じさせることができないと意味ないんだな、ってすっごい思ったんですよね。

 

だから、僕はなんでも色々とやってるんですけど、なんか全部すごい中途半端になってるんじゃないかなっていう事を思いました。

そこの部分もなんか間接的につつかれてるような感じがして、

「お前が作ってるものは誰かの心を揺さぶったりしてるのか」

みたいなのを、なんかその作品のテーマと全然関係ないんですけど、なんかすごいそれをえぐられたような感じになって、帰りの車の中でなんかすごいずんって落ち込みながら。笑

帰ってから頑張ろうみたいな、そんな感じになりましたね。

 

頑張ろう頑張っていつも言ってるけど、具体的に何を頑張ろうかとか、もっとこう突き詰めて細分化して因数分解して

この日までにここまでやらなきゃいけない、今これをやらなきゃいけないって、

もっとしっかりと目の前にあることをと向き合っていきたいなっていう風に思いました。

 

ということで、本日は「心揺さぶるもの」というテーマでした。

それでは素敵な1日をお過ごし下さい。

佐野翔平でした。

 

 

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