伝統を繋いでいくには
本日は「伝統を繋いでいくには」というテーマでお話ししようと思います。
音声版はコチラ
先日とある方とお会いする機会がありまして、
その方のことはこれからまたお話できる機会があると思うんですけど、
今の時点ではあえて名前を伏せさせていただきます。
で、その方はテレビなどでも活躍されているようなとても偉大な方なんですけれども
その方と縁があって、お話をしてきました。
その方に今僕がやっている事業・活動の内容などを色々と聞いていただきまして
その方も、やはり日本の伝統や技術、そういうたものがすごい好きな方で、
個人的にも色々と職人さんたちとの繋がりを持っていたり、いろんな協会の人たちとつながって何か活動をされているような形なんですけれど
僕がやろうとしていることをずっとその人のやり方でやっているって言う感じで、結構マインドが重なる部分が多くありました。
で、その方が言うには、僕がやっているような
「職人さんとお客さんをつなぐパイプ役」または
「職人さんと職人さんを繋ぐ」という
そういう間に入って職人さんにとっていろいろ使い勝手の良いプラットフォームのような役割をする人(機関)をやっている人はそんなに多くはない、と。
他にも同じような事やってる人はいるんだけれども、
少なくとも僕が住んでいる地域においては聞いたことがない
という風に言っていただきました。
なので、全国の職人さん達と繋がっていくっていうのもいいし、もちろんそれは続けていってほしいんだけど、できれば地域の地元の職人さんともう少し濃い繋がりを持って行ったらいいんじゃないかっていう風なアドバイスをいただきまして、
そうしていきたいなと思いました。
もちろんその方も地元に住んでいる方なので、今つながりがあるということで
何かあったらその紹介するよっていう風には言ってくれました。
やっぱり職人っていうのは、物を作っていく上で分業制で仕事をしていることが結構あるんですよ。
火縄銃で言ったら銃身を作る職人、大木の部分を作る職人だったり、からくりを作る職人だったりっていう風に様々な専門の職人さんが仕事を分けてやっていくわけです。
今現在は日本においては火縄銃を作る職人さんはいないんですけれども、
分業というのを例えるとそういうことになります。
で、これからその伝統を繋いでいくためには
作る人たちだけでなくて、売る人(広報する人)や、広報するためのプラットフォームをデザインする人だったりとか
イベントを企画する人だったりとか、そっちの方も分業制で得意な人たちがそれぞれの得意分野を発揮して皆で手を繋いで、
技術やスキルを持ち寄って、みんなで苦手なところをカバーし合いながらチームで力を合わせてやっていかないと、
これから先繋いでいく、広めていく、残していくというのはなかなか厳しいんじゃないかな
と思っていたところだったんですけど、
そんな中で、その人に
「そういうパイプ役をやれる人、やってくれる人ってのが少ない中で、そういう強い想いを持って行ってくれている人は珍しいし
それに若い年代でそういうことやってるってのはなかなか見ないので、是非これからも頑張って欲しいです」
っていう風に言っていただけました。
本当に、なんか僕がやろうとしていたことと同じようなジャンルの世界に生きている人で
なおかつそれなりに成功されていると言うか、力を持っているというか、うまくやっている人に僕がこれからやろうとしていることややり方に対して
良いと思うとか、もっとこうやった方がいいと思うとか、頑張ってとかっていう風に
肯定していただいたっていうのがとても自信になりましたし
間違ってなかったんだなって強く思えた一日でした。
やっぱり、今まではそういう界隈で成功している人や上手く行って思い通りに色々やれている人
(その人の中ではまだまだ思うようにいかないこともあると思うんですけど僕よりかは遥かに活動の幅が広い人ですね)
そういう人たちに直接お話をする機会ってのがあまりなかったんですよね。
なので、僕自身がやっていることや目指していることっていうのが、本当にこれでいいのかなって迷ったり悩んだり、自信がなくなってしまう時っていうのも結構あったんですよね。
でも、今回こうやって第一線で活躍されている方に「そういうアプローチは大事だよ」っていう風に言ってもらえたのが本当に嬉しくて
昨日はご飯を食べるのも忘れてお話と作業に没頭するっていう風になってしまいました。
本当に、なぜか知らないんですけど、ここ最近はどっちかって言うとネガティブというか、
(普段はあのー腹立つぐらいにポジティブとかっていう風に言われることが多いんですけど)
なぜか自信がなくて、マイナスに考えがちなこととかもあったんですけど…
なんか、そういうのが全部吹っ飛びました。
12月に入りましたが、気持ちを切り替えて
またいろんなことが前向きに好転していくんじゃないかなっていう
なんとなく、根拠のない自信に満ち溢れているっていう感じです。
ちょうど、先日は満月というのもあって、なんか満月って(前にもお話ししたんですけど)何かを始めるとか気持ちを切り替えるとかっていう時にはとても良いタイミングだっていう話もあるので
そういうタイミングも自分の中で重なって、考え方を新たに、気持ちを切り替えて新しいスタートが切れるんじゃないかなと思いました。
🔻満月についてはコチラの記事でお話ししています。
ということで、本日は伝統をつないでいくには、というテーマでお話ししました。
それでは素敵な1日をお過ごし下さい。
佐野翔平でした。
・Twitter【火縄銃男子】しょうへい (@shohei_sano_)
🔻会員制コミュニティ「佐野翔平の挑戦」