火縄銃男子「佐野翔平」の徒然日記

音声配信「現代に生きる武士の徒然配信」を紹介しています。

墨流し体験

本日は「墨流し体験」というテーマでお話ししようと思います。

音声版はこちら

stand.fm

 

先日、「秋の着物まつり」っていうイベントに参加させていただきまして、

(詳しくは昨日の記事↓をご覧ください)

sanoshohei.hateblo.jp

 

そこで、愛知県から来てくれた伝統工芸士の(愛知の名工にも選ばれているとてもすごい人)方が、墨流しを体験できるブースをやっておられましたので、

手ぬぐいに墨流しで色をつけるっていう体験をやらせてもらいました。

 

で、墨流しって何?っていうところなんですけど

水面に絵具だったり染料を落として竹串のような棒状のもので色をかき混ぜる。

ただ水面に落とすだけだと、模様は丸いドットにしかならないんですけど

そこに串を通すことで色が混ざり合って、デザインが変わっていくんですけども…

(言葉でうまく説明できなくて申し訳ないです)

 

Twitterその体験の様子を写真をあげているので、もしよければ見てみてください。

 

 

 

 

画像

 

割烹着男子。笑



 

で、そうやって水面の上で落とした染料に自分でデザインをして

それを最終的に無地の手ぬぐいとかハンカチとか、そういったものに写し取って製品にする。

墨流しはそんな技術なんですけど、もともとは墨汁を使って墨の濃淡で生地に染色するっていう優れた技法だったんですけど

今の時代おいては様々な顔料があるので、それを用いてカラフルな手ぬぐい・ハンカチ、そういったものが作れるよっていう体験でしたね。

これは、道具があれば誰でもできるよ、とその職人さんは言っていたんですけど

ただね、レベルが上がってくると、その落とした染料を自分で棒状の物で引っ掻いてデザインする上で、花とかをデザインできたりするんですよ。

その工芸士さんはもちろんベテランなので、だいたいある程度今までに作ったことがあるデザインであれば再現できるとは言ってたんですけど

そうは言っても、二度と全く同じデザインは作れないんだっていう風に言ってました。

それもやってみる分かったことで、

水に浮かべているので、やっぱり動きが安定しないんですよね。

もちろん水面に触らなければ絵具自体も動かないんですけど、自分で引っ掻いたりするので水面も揺れるし、全く同じところに棒を通す事っていうのがやっぱできないので

何回同じ色で作っても、毎回出来上がりは世界に一つしかないデザインになるっていう、そういうものでした。

 

もうね、やってる時は本当に夢中になってできるんですよ、楽しくて

で、出来上がりを見ても、自分の思い描いた通りに再現できないんですよね。

色もそうだし、デザインもそうだし。

で、サンプルで「こういう風なものが作れます」といって職人さんが作ってくれたものを何個か見せてもらってて、

「あ、こんな感じなんだ」という風にしか最初は思わなかったんですけど、

実際に自分でやってみると、

「あ、このサンプルで置いてあるデザインって結構難しいな」

って思ったんですよね。

やっぱりやってみなきゃわからないというのがこのことで、

そのサンプルとして何個か置いてあるやつを見ると、

「あ、こういう風にできるんだ。綺麗な形だな、やってみたいな」

って、本当にシンプルに誰でもやればこれぐらいできるんだろうって思ってたんですけど、

なんかね、やっぱり自分でやると全然同じように作れない。全然うまくいかない。

もうね、熱くなっちゃうんですね。

 

結局、3回ぐらい挑戦しましたね。

なんかいろんな色とデザインでやってみたいって思って、何回も何回もやってしまいました。

他の職人さんからは、

「そんなに面白かってやるんだったら墨流しの作家さんになっちゃえば?」

みたいなことを言われたんですけど(笑)

でも本当に、自分が作ったそのデザインが売れて次の制作費用にもしなるんだったらずっとやってたいなってぐらい面白かったです。

 

本当に面白かったので、またその工芸士さんとかを呼んで、そういう体験ができるイベントを開いたり、

あとは工芸しさんが普段仕事をしている工房で墨流し体験もできるそうなので

(ある程度まとまった人数が集まらないとやってはくれないってことだったんですけど)

なにかのツアーの中に組んで、何人かで体験しに行くというのも、すごく楽しそうだなーって思いました。

自分自身がとても楽しいと思ったので、他の人にも是非やってもらいたいなと思ったので、そういう機会をどこかで設けることができたらいいなって思いました。

 

本当にね、世界に一個しかないデザインを自分で作れるのに値段もめちゃくちゃ破格だったんで、

(値段は使う生地によっていくらか選択肢があるんですけど)

体験ができて、尚且つ世界に一つしかない商品がもらえるっていう、いろんな付加価値を考えても安いんじゃないかなっていうような金額だったんですよね。

なかなかできることじゃないので、むしろ出来合いの商品を買ったとしても、多分それぐらいの金額をがするんじゃないかって言うような金額だったんですよ。

なので、みんな知らないだけで、しっかりやりたいっていう人いるんじゃないかなっていう風に思いました。

 

なので、またコミュニティのメンバーもそうだし、それ以外の人もそうなんですけど

みんなでそういう体験をしていけたらいいなぁなんて思いました。

 

 

で、宣伝みたいになってしまって申し訳ないのですが…

実は今、会員制コミュニティ「佐野翔平の挑戦」というものをやっていまして

 

🔻こちら

佐野翔平の挑戦 - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

 

 

それはCAMPFIREっていうプラットフォームを使ってメンバーを募集していて、

申請してくれた方にFacebookのクローズドのグループに招待させていただきまして

そこでイベントの裏話だとか、これから僕がどういう風に活動していくかっていう打ち手を公開したり、

あとは会員さん同士でコミュニケーションをとり合って交流を深めたり、

そういったことをやっている会員制コミュニティなんですけども、

これは今年の4月からやりはじめまして、先日ついに20名の方に会員になっていただきました。

大変ありがたいなと思っております。

 

今何人ぐらいいるんだろう?っていう声をたまにお聞きするので

現時点での人数を紹介したいなと思いましたので、この場を借りて報告しました。

 

このコミュニティに関しては、人数が増えれば増えるほど活動の幅や可能性がどんどん広がっていきますし

その分、メンバーの皆さん(それ以外の人もそうなんですけど)にもっと面白いものをお見せしていくことができるんじゃないかなと思っています。

なので、興味のある方で、まだ入っていない方がいらっしゃいましたら、是非入っていただけると嬉しいなと思います。

 

ということで、本日は墨流し体験というテーマでお話ししました。

それでは素敵な1日をお過ごし下さい。

佐野翔平でした。

 

 

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