火縄銃男子「佐野翔平」の徒然日記

音声配信「現代に生きる武士の徒然配信」を紹介しています。

テレビの取材を受けます

※これは11月19日の音声配信の文字起こし記事です

 

本日(11月19日)は

「テレビの取材を受けます」

というテーマでお話ししようと思います。

 

今日はあるところに行ってきます。

というのも、ついにスタジオに招かれて、テレビの取材を受けることになりました

詳しくは今はまだ話せないんですけど、多分収録が終わった後とかに、制作の方に確認はするんですけど

スタジオでの収録の様子だったりとかある程度の情報解禁は許されてると思うので、

また情報を出してもいいよという許可がいただけたら詳細をお伝えしたいと思います。

 

ざっくりどういう内容で取材を受けるかと言うとですね

伝統工芸品の販売や普及活動の方もやらせていただいている伝統屋暁っていう個人事業のお店を運営してるんですけど

そちらの活動に注目していただきまして、どんな授業内容なのかとか、どういう世界観を目指しているのかとか、

これからどういうことをしていきたいのかというところですね、

そういうところをちょっと掘り下げていただけるようです。

 

東京 MX って言ってたと思います。

なので、一応地上波で全国で流れるそうです。

つい先日受けた取材も、ローカル番組だと思っていたんですけど、全国で13か所は実は放送されていたみたいなので

前回より放送範囲が広がっているのかなと思っています。

また、前回はZOOMでの取材のやり取りだったんですけども、今回は直接スタジオでの収録ということになります。

 

スタジオでの収録というのは僕自身初めてなので、どういう感じなのかちょっとワクワクしています。

後はナビゲーター(進行)をやってくれる方が、

VIVIという雑誌のモデルをやっている「藤井サチ」さんという方で、

ちょっと申し訳ないことに僕は存じ上げなかったんですけど汗)

Instagram とかでは、5万人越えのフォロワーさんがいらっしゃるような

そういうモデル、芸能界隈では有名な方だそうです。

 

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なので、そういう第一線で活躍してるようなエンタメ業界とか芸能界とかで第一線で活躍してる方と触れ合う機会もなかなかないないので

立ち振舞いだったり話し方だったりとかも勉強させてもらおうかなと思っています。

 

正直、毎度のことなんですけど、

その時は何しゃべってるかきっとわけわかんなくなるんだろうなっていうふうに思ってます。

だいたい、いつも頭真っ白になりながら思ったことをただただ話していて、

前回の時もそうだったんですけど、結構思っていること思っていたこと話したかったことの3割も話せないことが多いです。

それはまあ時間が短いっていうのもあるんですけど、やっぱり普段こうやって一人で喋るようなことをやって練習とかはしているんですけど、

こういうのっていうのは編集でなんとかなってしまうので、

対人ですよね相手がいてとか、カメラマンさんとか証明さんとかいろんな人がいる中で、

やり直しっていうのは何回もできないし、誰か一人が100%出せてなくてもその他の人たちが良い出来だったらそれを使うことになりますし

やっぱりその時、その一瞬しかないタイミングで自分のベストがを尽くせるように頑張っていこうかなと思います。

 

頑張るって言うとちょっと緊張しちゃうかもしれないんで、その状況を楽しみながら

いつも通りにゆるくやろうと思います。

ポンコツな部分は出ないように気をつけたいんですけど、もしかしたら何かしら後から「ああしまったなー」っていうことが起きるかもしれません。

が、まぁそこは編集の力で何とかして頂こうかなと思っていたりします。笑

 

あと、テレビ収録っていうことでちょっと張り切って衣装は着物で行こうかなと思ってるんですけど、

その着物に合わせる「雪駄」もつい先日新調しました。

ja.wikipedia.org

 

地元にだいたい110年、3代続いている靴屋さんがあります。

今はおしゃれ靴の靴屋さんみたいなってるんですけど、もちろん創業当時は雪駄だったり下駄だったりとか

そういう履物のお店だったようです。

で、その今の三代目の方が主人をやってるんですけど、年齢が83〜84歳と聞きました。

でもすごいハキハキと喋るし、本当にまだまだ元気な方で、そのお店に入ってその店主の方に「雪駄が欲しいんですけど」っていう風に相談した時にですね

一番最初は雪駄が幾つか並んでいる棚の前に案内されたんですけど

なんかその中にあまりピンとくるものがありませんでした。

何故かって言うと、海外製の(こう言うとあれなんですけど)安っぽいというか、すごい既製品のものばかりが並べられている棚で、

老舗110年も続く老舗って聞いてきたのにこんなものしか置いてないのか、ちょっとがっかりだなーって思ったんですけど

でも多分そうじゃないんだろうなと。

僕自身も見た目もまだまだ若造なので、そういうところから判断されて

この辺を紹介しておけばっていう風に思われてしまったのかなと思っています。

まあ、その時は洋服だったっていうのもあって、ちょっとそこが悔しいところと言うか、まあ言わないと多分思いは伝わらないと思うんですけど、

でもそういうところに連れて案内されてただピンとくるのがなくて。

で、思い切って

「もっといいのはないですか」「このお店で一番いいやつを出してください」と

ちょっと生意気なんですけど、そう言ってしまいました。

その棚の前に連れて行かれたっていうところでちょっと自分自身もムキになっていたところがあったと思うんですけど

案内してもらってそこにあったのが雪駄の足の裏の部分って言うんですかね?あの地面と足の間に挟まる板の部分だけが置いてありました。

で、これだけどいい?って聞かれて、

「あ。いいやつですね。それくださいっ。」

て言ったんですよ。金額を聞く前に。

 

で、ご主人が「これ25000円もするけど大丈夫?」みたいなことを聞いてきて、

正直、一番いいやつをくださいって言った時点で最悪10万円ぐらいのが出てくるかもしれないっていうふうに覚悟はしたんですけど

案外そこまではいかなくて内心ホッとしていました。

正直10万円もするようなも雪駄が出されたら、

「ごめんなさい一番じゃなくて2番目ぐらいのにしてください」

って言おうと思ってたんで、ちょっとダサいですけど笑

そう。

まあただ、25000円だったんで全然「それでください」っていう感じで買いました。

 

で、鼻緒は別だったので、いくつかデザインがある中から選ばせてもらいました。

その場で鼻緒をつけてくれるって言うことだったんでやってもらったんですけど

だいたいはバラバラになってる時って足のサイズとか測ったりしてを合わせながら作るじゃないですか

(というか僕はそういうものだと思っていたんですけど)

ご主人は僕の足と手をチラチラと見て、(普通にその会話のやりとりの中で足と手を見て測ってたんだと思うんですけど)

ちゃんと計らなくていいですか?って言ったら

「見れば分かるから大丈夫。だいたい26.5から26でしょう?」

みたいな感じで。

で、本当にその通りなんですけど、

ピタッと当てちゃいました。

 

「あ、すごい」と思って。

やっぱり110年も続く老舗で三代目で、もう何十年もやってる(もう80何歳なので)超ベテランですよね。

聞けば小学校~中学校から家のお手伝いをずっとしてて、高校卒業した後に丁稚奉公って言って外にお手伝いとか修行に行くようなものなんですけども

(今はあまり聞かないですよね)

銀座で修行していたという経歴があって、それで戻ってきて家業を継いだと。

そういう、もう本当に生まれながらにしてずっと靴職人をやっていたっていうことなので、本当に素晴らしい手際でみるみるうちに雪駄が出来上がっていって

鼻緒をつけてくれたんですよね。

で、その間もなんかずっとお話ししながらやってました。

僕とおしゃべりしながら作業をずっとやってて、

正直、作業をやってる最中に話しかけられたらうざいなって思うと思うんですよ。普通だったら。

だけど、奥から奥さんも出てきてなんかコーヒー出してくれたんですよね。

で、なんでそんなおもてなしみたいな感じでやるのかなと思ってたら、

どうやら昔は靴屋さんの奥の座敷の方に雪駄を注文してくれたお客さんを上げて

鼻緒とかをつけている間にお茶を出して出来上がるまでは接待してお話をしながら完成を待つという文化があったようです。

座敷は注文する人がいなくなっちゃったのでもう取り除いてしまったっていうことだったんですけど

その名残でお茶を出してくれまして、で、ご主人と話をしながら雪駄が出来上がるのを待っていたということです。

で、その様子は、今回許可を頂いて動画で撮影させて頂きました。

実際に職人さんが作業してる様子を撮影させて頂いたので、近いうちに YouTube の方で職人さんとお店の紹介という形ででアップできたらいいなと思います。

 

もう本当に、突然撮り始めたので素材としてはちょっと少ないのかもしれないんですけど

でもあの自然な感じがいいなと思ったので、急遽ポケットからスマホを取り出して撮影しました。

あとは編集でうまいことやってもらえればいいなと思います。ちょっと人任せなんですけど(笑)

 

ということで、いい雪駄を履いて、着物を身につけて、ちょっとだけ普段の自分よりおめかしした状態でテレビに出てこようかなと思っています。

なんやかんや言って、テレビの時代はもう終わっているとか、これからは YouTube だとか、セルフプロデュースの時代だなんて言いながらも

やっぱり自分は子供の頃にテレビを見ていたということもあり、テレビに出させてもらえるってなるとちょっとだけ気合が入ってしまう。そんな自分がいたりしますね。

今年は雑誌の取材を初めて受けたところから始まって、まさかテレビの取材を受けることになるとは本当に思いもしなかったというか、

今までの僕自身のその経験の中では想像もつかないようなスピード感で、いろいろ物事が進んでいたり、

いろんな人と出会ったり、いろんな経験をしたりしています。

 

このペースで行ったら来年どうなってしまうんだろう…っていう緊張とかワクワクとかいろんな感情が混ざってるんですけど

なにしろ今までと同じようにその時その時を全力で やって行こうかなと思っています。

テレビの取材を終えた後も、またちょっとハードな日程で活動するんで、それについてはまた明日お話ししようと思っています。

 

ということで、本日はテレビの取材を受けますというテーマでお話ししました。

それでは素敵な1日をお過ごしください。

佐野翔平でした。

 

 

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