火縄銃男子「佐野翔平」の徒然日記

音声配信「現代に生きる武士の徒然配信」を紹介しています。

火縄銃射撃競技の心得

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さて本日のテーマは火縄銃射撃競技の心得」というテーマでお話ししようと思います。

 

実はですね、昨日は射撃競技の練習に行ってきました。

練習と言ってもですね、もともとその日は全日本選手権大会っていう国内大会で1番大きな大会が開催される予定だったんですけど、

世間的にはコロナがまだ流行っていますのでそのあたりを加味して大会自体は中止にしましょうという流れになって大会は中止になりました。

ただそこの射撃場は、予約していたのに中止にしたから予約自体もキャンセルしますという風にしてしまうと、来年以降その日の予約が取りにくくなってしまう、

毎年その日は予約していたのに今やらないんだったら他の予定入れちゃうよっていう流れになってしまうので、

人数が少なくても(出て来れる人だけでも)良いので、練習会をやりましょう、という話になって練習会に参加してきました。

 

もちろん感染防止対策はしっかりとした上で行っています。

 

で、ただ練習をするだけでもいいんですけど、元々大会の日だったっていうのもあったので試合形式で試合と同じルールで1クールだけやってみようっていう話になって。

もちろん景品って言うんですかね、それも用意した上でやりました。楽しみながらやりました。

 

今日のテーマは火縄銃射撃競技の心得ということでお話をするんですけど

射撃競技に限らず、いろんなスポーツとか、そういったものでも共通していることだと思うんですけど

射撃競技はですねやっぱりメンタルスポーツと言っても過言ではないぐらい集中力をかなり使います。

弓道だったりアーチェリー、ダーツとかもそうなのかもしれないですけど

何かを狙う系っていうのは、やっぱりすごい集中しないと難しいなっていう風に思います。

 

特に、静止するじゃないですか。野球とかサッカーもちろん集中力が必要なんですけど、

動きのあるものより、狙いを定めると言うか、静止する・体を止めている状態で何かをするとかっていう、

そうやった競技っていうの特に集中力が必要なのかなって思っていたりします。

だから本当に火縄銃射撃においてはあんまり体力とか筋力とかっていうのは本当に必要最低限しか必要ないんですよね。

それこそ女性でもできる。

 

昨日もお話しした通り、年齢が高くても、激しく運動したりすることはないので全然そこら辺はアドバンテージにならないんですよね。

むしろやっぱり経験値っていうのが競技にとても左右して(影響して)くるので、やっぱり70歳とかいってても経験年数が何十年とかになってくると当たるんですよね。

本人は「的が見えてない」って言うんですよ。

的が見えてないっていうか、火縄銃に照門照星っていうの狙いを定めるためについてる目当てって言うんですかねっていう部品がついてるんですよ。

※参照 Wikipedia

ja.wikipedia.org

 

こことここ合わせると、ここにあたるよ、というような

そういうパーツがついてるんですけど、

その照門と照星が老眼でぼやけて見えちゃうんですね。

的の方は見えてても手前にあるその照門照星が見えない、ということを言いながらも頑張ってるんですよね。

もうこれは経験値以外の何物でもないなっていう風に思ってて、勘で当てるって本当にすごいんですよ。

自分からしたらちょっと考えられないなと思います。

 

だって50 M 先に的を設置して、その真ん中の10点の的の大きさが直径8センチしかないんですよ。

50 M 先の直径8 CM って、普通に年齢関係なく見えないんですけど、それでもその照門照星を見て的の中心あたりに狙いをつけることっていうのはまできるんですよね。

でも、その照門照星が見えてないのに当てるって言うのは、もうなんか狂気の沙汰ですよね。笑

 

何しろ集中力で心を鎮める方法を知っているのか…、後は力まない。体をすごい楽にした状態で銃をぶれないように固定する技術を長い時間かけて自分のものにしているとか、

すごい経験値の差をいつも見せつけられています。

その中でも集中力っていうのはやっぱり抜群に重要な要素だと思ってます。

 

やっぱり雑念、余計なことを考える、なんていうのは、もうもってのほかで

そんなでターゲットに集中できない(他の事を考えているような)煩悩だらけではもう全然ダメだなっていう風に思っています。

特にね、昨日の練習会の時はそれを痛感させられました。

 

何があったかというとですね。

 

普段は景品の1位はこれ、2位はこれ、みたいな感じで決まってたりするんですけど、

練習会なので、ちょっとレクリエーション的な感じでゆるくやりましょう・楽しくやりましょうっていう感じだったんですよね。

なので景品は1位がこれとか2位がこれって決まってなくて、成績が良かった順、1位から順番に好きなものを選びましょうっていうスタイルだったですよね。

何個か景品が用意してあって。

 

で、1位に相当する一番いいだろうっていう商品が「缶ビール」だったかな、缶ビール6巻パックのやつですね。あとお米5 kg

2位相当の景品がお米3 kg 、で、3位が第二のビール、発泡酒6缶パック、あとお米2 kg

あとは参加賞で米1 kg

とにかく全員に景品が行き渡るようになってはいるんですけど、そんな感じで何個か景品が用意されていました。

 

で、僕はお酒は飲むには飲むんですけどあまり晩酌とかはしないので、その時点でも狙うのは米5キロしかないじゃないですか。笑

で、前回のソロ練習会の時が1位相当品が米3キロだったんですよ。

前回は僕は2位だったんですけど1位の人がビールの方を取ってくれたので僕は一番狙ってた米3キロを持って帰ることが出来ました。

 

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前回の戦利品、米3キロ

 

 

なので今回もそういう形式でくるんだろうなと思って一番良いのは米3キロだろうなと思ってそれ狙ってたんですよね、やっぱり。

で、米3キロの体で行ったので、そこまでは平常心だったんですけど、「米5キロ」って聞いた瞬間にかなり動揺しちゃったんですよね。

高々2キロでって思うもかもしれないんですけど、やっぱりね、ギリギリの生活をしているとそういう食料の問題っていうのは由々しき事態になる時もあるんですね。笑

 

やっぱね、僕の活動を知っている人よく言われるのが、

「色んな所に行っててすごいね」とか、「よくそんな高額な物を買えるよね、持ってられるよね」とかって言われるんですけど、

勘違いして欲しくないことがありまして…

これは全然、嫌味とかクレームとかじゃないんですけども、

普段皆さんが生活しているようなお金の使い方はしてないんですよね。

 

っていうのは、週末の度にどこかに遊びに行くとか、普段外食するとか、あとは何だろうな…

まあ晩酌したり、タバコを吸ったりとか、ちょっとカフェにふらっと入るとか、コンビニ寄ってお菓子買うとか、

そういう一切のムダ遣い(もちろんそれをする人にとっては無駄じゃないんですけど、僕にとってはいわゆる無駄なことというか)

僕は他にやりたいことがあるので、必要最低限の出費をで抑えているということですね。

なんなら、普通の人が必要最低限と言われている出品さえも渋るときがあって、

何しろそうやって色々と出費を抑えながら生活してるんですね。活動に必要な高額なものを買うために。

 

だから、凄いよねとか、そういう(高額な)の買っていい暮らししてるよねって言われるんですけど、いい暮らしはしてないんですね。実際は。

むしろ良くない暮らしをしています、はい。笑

 

そういう経緯もあってやっぱり「米3キロ」と「米5キロ」ってなると結構違うんですよね。

もうその瞬間に、5キロと聞いた瞬間に、もうね、煩悩が出まくっちゃいましたね。雑念が。

「米5キロか…これはもう取るしかないな」

っていう。

欲をかいた時点でダメだなっていうのはわかってるんですけど、やっぱりね、人間ですよね、そこは。

めちゃくちゃ欲をかきました。

もうね、浮かれちゃって、「どうせ1位の人はビールとるだろう」みたいに思ってたから、「もう2番でもいいからとにかくもう的に入れよう、10点に近いところに入れよう」っていう気持ちで撃ってたんですけど、

まぁ世の中うまくできてますよね。

そういう時に限って全然当たんない。笑

 

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脳内米だらけの末路(笑)

 

本当にね、火縄銃競技を始めたばっかりの頃の自分ぐらい全然当たらなくて、もうね、ガッガリしました。自分の不甲斐なさに。

だからやっぱり集中力は大事だなって思いましたね。

 

なので今日は火縄銃射撃競技の心得っていうよりも、もう人としての心得ですよね。

あんまり欲張っちゃだめだよっていう。

 

ちょっと真剣な内容を期待していた方にはごめんなさいなんですけども

そういうことがあったので自身をを戒めるという意味で、この話を共有してみたいと思いました。はい。

なんかね、謙虚に謙虚に生きなきゃダメですね、本当に。

結局米1キロはもらえたんで、自分的には良かったんですけどね。

ただやっぱり、5キロ取れるように頑張ろうと思いました。もっと練習行きたいなと思いました。

 

 

 

それでは素敵な1日をお過ごし下さい。

佐野翔平でした。 

 

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