代わりのないもの
代わりのないもの
おはようございます。
現代の武士こと、佐野翔平です。
火縄銃射撃競技選手だったり、伝統工芸品の販売をしたり、コミュニティ型ファンクラブ「佐野翔平の挑戦」の運営をしたりしています 。
この放送は、コミュニティ型ファンクラブ「佐野翔平の挑戦」の提供でお送りします。
さて本日のテーマは「代わりのないもの」というテーマでお話ししていきます。
実は昨日からですね、京都の方に来ていまして。
知り合いのやっているお店に顔を出すというのと、あとちょっとこれから協業していくことがあるので、それに対する打ち合わせをするのと、
ついでじゃないんですけど、せっかくこちらに来たので、ちょっと観光も楽しもうと思って1日過ごしました。
新撰組に関連しているところを見ました。
それで、前川邸っていうところがありまして、そのすぐ横がですね、ビルが建とうとしていました。
地元の人たちの願いだと思うんですけれども、そういう景観を損なったり、昔の街並みを壊したくないということで、そのビルの建設を反対する署名活動がありました。
やっぱりその時に思ったのが、そういう百何十年も前に作られた歴史があるものっていうのを一度壊してしまうとですね、
単純に建物がなくなるって言うだけじゃなくなっちゃうんですよね。
そこにあった歴史のあるものがなくなってしまうというのは、その建物がなくなるって言うことだけではなくて、
その建物が見てきた歴史だったりとか、その周辺…見てきた背景とか歴史的背景とか歩んできた時代とか、そういう百何十年積み上げてきた歴史そのものも失くしてしまうことになるんですよね。
そうなってしまうと、せっかくそ百何十年も積み上げてきたものがリセットされちゃうってなると、なんかすごいもったいないですよね。
お寺とか神社とか、歴史的な土地、場所、建物もそうなんですけど、
もう本当に変哲もない建物なんですよね。
そのディズニーランドとか遊園地みたいにアトラクションがあるわけでもなく、そこで何かパフォーマンスを見せてるわけでもなく、そこに建物があるだけなんですよね。
でも、そこに来る人達っていうのはその建物を見に来るというよりかは、その建物の裏にある歴史とか、そういったものを感じるために観光しに来るわけですよね。
そうなってしまうと、じゃあその土地がそもそも経済的価値がある場所だったのに、それを取り壊して新しいものを立ててしまうと、そこに足を運ぶ理由がなくなってしまうんですよね。
そもそもそこの土地に行けばいいっていうわけではなくて、そこから感じられる歴史的背景だったりとかロマンだったりとか、そういうものを堪能するとか味わうためにその場所に行くので、
土地自体に価値がないってことではないんですけど、そういう歴史も含めての価値なので、なんかね、やっぱりそういったものが現代になってどんどん取り壊されて行って新しいものに変わっていってしまうというのはすごい寂しいことだなって思いました。
やっぱりリセットされちゃうんでね、そこまで積み上げてきた歴史とかそういったものが全てなくなってしまうので、
そういったものが少しずつなっていく、消えていてしまうっていうのはすごい悲しいし寂しいことだなーっていうのは思いました。
今日もやっぱり、現地にはそういった雰囲気を楽しむためにたくさんのお客さんが来てたんですけども、おそらくその跡地とか旧屋敷とかが取り壊されて
そこに新しい建物が建ってしまったとしたら、そこに来る人達っていうのは居なくなってしまうんだろうなっていうのはすごい思いました。
なんかね、やっぱり代わりがないんですよね。
古い宿を壊して、新しいホテルを建てました。人が泊まれる人数も増えました。だからいいよねっていう話じゃないんですよね。
やっぱりその歴史っていうものは誰にも代えがきかないものなので、そこにこそやっぱり価値があるのかなっていうのはすごい思いましたね。
代わりのないものというのは、そういうことなんですけど。
まあまたちょっと今日もこれから少し寝観光したりとかしたいと思っていますので、今日はこの辺で終わりたいと思います。
それでは素敵な1日をお過ごし下さい。
佐野翔平でした。
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